丹羽先生 土佐丹羽クリニック(旧 土佐清水病院)

丹羽療法-アトピーの軟膏はどんなお薬ですか?

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丹羽先生の軟膏はどんな軟膏ですか?

アトピーで丹羽療法を受診すると、丹羽先生が開発したお薬が処方されると伺いました。
副作用の心配のない軟膏ということもうかがっていますが、どんなお薬なのでしょうか?

最近かゆみがひどく、近所の皮膚科ではステロイドの塗り薬が処方されましたが、あまりつかいたくありません。
丹羽先生はどのような治療をして頂けますでしょうか?

丹羽先生がアトピー治療に開発した軟膏についてのご質問を頂きました。
土佐丹羽クリニックでは基本的に95%は天然由来の生薬を使い、残り5%は化学薬品を必要に応じて使った治療を行っています。
アトピー性皮膚炎の多くの方は、お近くのサテライト診療所を受診頂き、症状に合わせた軟膏の処方を受けて、自宅で軟膏治療が可能です。
しかし、中には重症な方もいらっしゃいます。その場合は高知県の本院で治療することをすすめています。
では症状に合わせてどんな軟膏が使われているのでしょう。

外来患者さんに多く使われている軟膏

丹羽先生のアトピー用の軟膏で一般的に処方される軟膏には「Va軟膏」と「AOA軟膏」があります。
それぞれ(0)~(4)と番号がついていて、症状に合わせて処方されます。

Va軟膏は、特殊加工したSOD様作用物質を更に3か月から半年発酵させて出来るエキスとワセリン、一部低濃度のステロイドを含有した軟膏です。
ステロイドの含有濃度別に(0)~(4)と番号がついています。

ステロイド使用についてよく質問されますが、丹羽先生は濃度の薄いステロイドを段階的に使っています。
「濃度が薄くなるとステロイドのききめも弱くなり、その分副作用も出なくなる」と丹羽先生は説明しています。

Va(2)・・・市販のステロイドの濃度1/2~1/3のものを含有

Va(3)・・・市販のステロイドの濃度1/3~1/4のものを含有

Va(4)・・・一番濃度の薄い18.2%のステロイドを含有

このように段階的に濃度が変わった軟膏になっています。
個人差はありますが、かゆみが強いなどの症状の場合は「Va(2)」と「AOA(4)」が処方されることが多いようです。
原則として、一番ひどい部分にVa(2)、それ以外の部分にはAOA(4)を朝夕2回使うよう説明があります。

このAOA軟膏は、茶色をしていますが、糠を特殊加工して使っています。
AOA軟膏は主に皮膚の色素沈着の改善が必要な場合や乾燥防止に使われます。

症状が改善されてくると、ステロイドや化学薬品を含まないAOA(0)で乾燥などから肌を保護していく段階になっていきます。

土佐丹羽クリニックに行ったらどんな治療をうけるのでしょう?

長年強いステロイドを使用したため強い副作用などがある場合は、高知県土佐清水市にある本院での治療がすすめられます。
「皮膚の状態が硬く象の皮膚のようになってしまったり、結節性痒疹という硬いイボのような発疹が全身に出るなどの場合は
Va(2)やAOA(4)などの軟膏治療ではもはや太刀打ちできない」と丹羽先生は説明しています。

土佐丹羽クリニックで治療を受けるには、指定の民宿から毎日クリニックに通って治療していきます。
指定の民宿では丹羽先生の食事指導に則った食事を出して頂けますので「食事療法」のためにも安心して滞在できます。

本院での治療が必要な症状の方には、Va(1)とグリテールパスターを重ねて使う重層療法が行われます。
しかし、中には重層療法でも手に負えない症状の方の場合は、遠赤外線を放射するマグニーサンドバスに入浴し皮膚を柔らかく
してから重層療法を行っています。

子供さんで1週間くらい、成人の場合は10日~2週間で自宅での軟膏治療に切り替えることが出来るとのこと。

丹羽先生の軟膏についてご説明して参りました。
丹羽療法は、「軟膏治療」「食事療法」「SOD様食品」が基本となっていますが、
やはり「過労」「ストレス」「睡眠不足」はどんな病気にも大敵なので注意してください。

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